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【連載】最高で最低の彼女(6)カゲ 

ある日の夜、ユキの携帯が鳴った。
「ちょっと待ってて」と言い残し、
寝室へ入り、扉をしめるユキ。


何を話しているのかまではわからないが、
扉ごしに、くぐもったユキの声が聞こえてくる。


やがて電話が終わったようで、
ユキの声は全く聞こえなくなった。


しかし、ユキはなかなか部屋から出てこない。


「ユキ?」
返事はない。


「入るよ」、と言って恐る恐る足を踏み入れる。


部屋に入ってハッとした。
ユキはベッドで泣いていた。


ベッドの脇に膝まずき、ユキの頭に手を乗せた。
ユキは、それが落ち着くとでも言う風に、頭をすり寄せてきた。


KENは、無言でユキの頭をなでる。
ユキは、そのまましばらく泣き続けていた。


翌日。


食事をしながら、ユキが言った。
「昨日は黙って側にいてくれて嬉しかったよ」
「でっしょ!?」
「…」


台無し…。


電話で話していた内容を聞く気はなかったが、
ユキが言うには、出生の秘密みたいな事らしかった。
聞かされていた事が、事実と違い、ショックを受けたと。


何がどう違ったのかまでは聞かなかった。
もっと、聞いてやれば良かったのかも知れない。


つづく

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コメント

酔っ払いで気分は最悪の姉さんです(ぇ

なんだかお話は急展開!?

聞いてあげればよかった・・って後悔してるのかなぁ。でも実際難しいよね><

どこまで聞いていいのか、躊躇しちゃうことってあると思うし。。。

でも本人は話したかったら話すと思うから、後悔することはないとも思うけどなw

傍にいてくれただけで、充分うれしかったと思うしw

そばにいるだけ

ちょっと複雑な問題って簡単に人に話せなかったりするから、立ち入ったことを聞かずにそばにいてくれるってのは結構ありがたいって思います(^_^)
ザックリと話してくれたっことは、そこまでは話そうって思ったとこまでは話してるって事だと思うから、それでとどめてくれたのは彼女にしては嬉しいんじゃないかな?

しかし、ここからどう展開していくのか気になりますねぇ・・・。

後悔・・・かな

りお姉さん^^

昨日は・・・何と言っていいのか。
言葉が見つからないけど、
しっかりコメさせてもらいました(笑)

今回の話に限らず、この頃のKENはちょっと無関心ぶってたんですよね。
多分、ユキからしたら、あまり自分に興味ないのかな、と思われていたと思います。

もちろんそんな事はなかったんだけど、
KENがもっとユキにそれを表現していれば、
また違ったのかなぁ、なんて思ってしまうのです。

あ・・・w

まそらさん^^

そこでとどめておくかぁ。
それも一種の勇気ですね。
結果的には良かったのでしょう。

コメもらって初めて気づいたのですが、
この話はこっから展開しません(笑)

ある日の一コマという感じで書いてみました^^;
(^~^;)ゞ イヤァ~

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