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プライドと思いやり 

3日ぶりにアケミちゃんが出勤。

「おはよ~」
とKENから声を掛ける。

彼女の両腕に、先週まではなかった絆創膏。
注射の痕だと直感的に思った。
こりゃ、例によって病院に行ってたな。

一見元気に見えるけど、
実はいろいろ抱えている。

それを見たら、指輪のコトなんてどーでもいいような気がして、
自分は何て些細なコトを気にしていたんだろうと思う。


退社2時間前。

アケミちゃんがKENのデスクに来て、
進捗状況を尋ねる。

「今日中にここまで終われば楽なんだけどなー」
と独り言のようにつぶやくアケミちゃん。

それを聞いたら頑張らないわけにはいかない。

いくら愛の力を以てしても、あと8時間かかる作業を完成するのに、
2時間ではまるっきり足りないのは目に見えている。

「タバコ吸ったり、トイレ行ったりしなきゃいけないでしょ~」
というアケミちゃんの言葉を逆手にとり、
それらを2時間我慢し、なんとか4時間分の仕事を完成させる。

作業中に、アケミちゃんがKENの向かいのデスクで仕事を始める。

チラッと視線をやり、やっぱ可愛いなぁ、なんて、
ちょっと口元が緩みそうに。

いや、確実に緩んだ。

プライドの高いKENが、
比較的、周りの目を気にせずに行動できた一日。

そして、アケミちゃんに対する思いやりを持てた一日。

ま、それが伝わってるかどうかは別。

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