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決定的な日 

今日という今日ばかりは、
もう無理だと思った。


久しぶりにアケミちゃんカレ氏が出勤し。

別に、隣同士でイチャイチャしているわけではなく、
席も離れて、たいした接触もしていないのだけど、
二人が話しているのを見ると、とてもたまらず、
タバコを吸いにオフィスを抜け出した。

気を静めてオフィスに戻ると、
書類を持って、アケミちゃんがKENのもとへ。

「これ、どういうコトかわかりますか?」

「あー、こうこうこういうコトだね」

回答を聞き、席へ戻るアケミちゃん。

その直後。

「今週末社内の改装工事が入るのでお休みなのは知ってますか?」

というメールが届く。

いぶかしげにアケミちゃんの方を見るが、
知らない素振り。

カレ氏の手前もあり、
まぁいいや、と思い、放置。

カレ氏が帰るとほぼ同時に、
アケミちゃんも
「お先します」
と着替えに。

アケミちゃんがカレ氏に、
「先に行ってて」
みたいなコトを小声で言っているのが聞こえた。

デート着に着替え、
履き慣れないヒールを鳴らして帰っていくアケミちゃんの後ろ姿を見送る。


何という敗北感。


時間差はあったものの、
KENにとっては二人連れだって帰ったも同然だった。

頭ではわかっていた、無理、という現実を、
ようやく心でも理解できた瞬間だった。

あとは、さっきのメールをどうしようと考え始めた。

しゃくだから、そのまま返事もしたくなかったけど、
帰りの地下鉄の中で思い直し、

「うん、知ってるよー
ありがと~(^_^)/」

と精一杯の努力でメールを返信。


このメールが引き際ってコトになるのかな。

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